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2017.8.1

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『歯のためのマンスリーマガジン』8月号–2017.8.1

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みなさま、こんにちは。

さあ、いよいよ夏本番です。
夏の暑さは、毎年体験済みなのに、
慣れるってことがありませんね。
夏バテや熱中症はもちろんのこと、
汗や臭いの対策など、
暑さゆえに考えなければならないことがいっぱい。
考えすぎて疲れない程度に体調管理したいものですね。

それでは、今月もよろしくおつきあい願います。

■目次■━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・

◆ 今月のトピックス『歯の矯正治療について(1)』
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◆ ネットユーザー様限定企画のご案内
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◆  ミニコラム『歯を削る医療機器、半数が使い回し!』
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◆ 歯の用語:『マ行(161)』
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◆今月のトピックス◆ 『歯の矯正治療について(1)』
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前回の『口呼吸について』でふれた「口腔筋機能療法(MFT)」は、
口呼吸の改善に役立ちますが、一般的には「歯列矯正」の分野で行われ
る治療法の一つとして認識されています。

歯列矯正というと、子どもが行うものと思われがちですが、近年は大人
になってから矯正治療をする人も増加していて、全患者数の約3割とい
うデータもあるそうです。そこで、今回からは歯列矯正をはじめとする
『歯の矯正治療』について、お話をしていきたいと思います。

『歯の矯正』とは、上下の歯の噛みあわせや歯のまわりの骨の状態を改
善し、悪い歯並びや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれ
いな歯並びにする歯科治療です。歯がふぞろいだったり、上下の歯並び
が噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。

◆「不正咬合」の代表例とデメリット
◯叢生(そうせい)
乱ぐい歯、八重歯など歯が重なって並んでいたり、一部の歯が歯列の外
に飛び出している状態。
<デメリット>
・歯ブラシが届きにくい箇所があるため、磨き残しによる虫歯や歯周病、
口臭のリスクが高くなる。
・自分の歯の中で噛めない歯ができてしまう。
・インプラントやブリッジなどの歯科治療が難しくなる。

◯上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」。上顎や前歯が前に出ていて唇が閉じにくい状態。
<デメリット>
・口呼吸になりがちなため、ドライマウスになりやすい。
・ドライマウスになると唾液の分泌量が減少し、虫歯や歯周病のリスク
が高くなる。
・下顎を前にずらして噛むようになるため、顎の関節に負担がかかって
顎関節症になりやすい。
・スポーツや事故のときに、前歯が折れたり唇が切れたりしやすい。

◯反対咬合(はんたいこうごう)
いわゆる「受け口」。下のアゴや前歯が上の前歯より前に出ている状態。
<デメリット>
・歯ブラシが届きにくい箇所があるため、磨き残しによる虫歯や歯周病、
口臭のリスクが高くなる。
・噛むたびによぶんな力が加わるため、顎に負担をかけやすい。
・口が閉じにくいので、ドライマウスになりやすい。
・サ行の発音や英語の発音に発音障害が出ることがある。

◯空隙歯列(くうげきしれつ)
いわゆる「すきっ歯」。歯と歯の間にすきまがある状態。
<デメリット>
・歯のすき間に食べ物が挟まりやすくなり、虫歯や歯周病、口臭のリス
クが高くなる。
・食べ物をしっかり噛み砕いたり、飲み込みがうまくできない嚥下障害
になってしまうことも。
・嚥下障害が起こると、胃腸にかかる負担も大きくなり、全身にも悪い
影響を与える恐れがある。
・話すときに歯の隙間から空気がもれるため、発音が不明瞭になる。

◯開咬(かいこう)
奥歯でかんでも前歯が噛み合わない状態。
<デメリット>
・前歯で食べ物を上手く噛めず、常に奥歯で噛み砕くために奥歯に必要
以上の負担がかかり、歯や顎の関節にも影響する。
・食べ物をうまく飲み込むことができず、胃腸障害を引き起こすことも。
・口の中が乾燥しやすいため虫歯や歯周病のリスクが高まる。
・前歯の間から空気がもれるため、うまく発音できないことがある。

◯過蓋咬合(かがいこうごう)
下の前歯が上の前歯に隠れてしまうほどかみ合わせが深い状態。
<デメリット>
・下顎の運動が制限されることから、顎関節症になりやすい。
・上の前歯が乾燥しやすくなり、歯と歯の間に虫歯ができやすくなる。
・下の前歯が上の歯茎の根元をいつも刺激するため、歯周病になりや
すくなる。また、奥歯の一部でしか噛んでいないことが多く、奥歯
の負担が大きくなって歯周病が進行しやすくなる。

◯顎変形症(がくへんけいしょう)
上下のアゴが極端にズレていたり、変形している状態。矯正治療のみで
は安定した噛み合わせにすることは非常に困難で、外科手術が必要。
<デメリット>
・保険を適用するためには、認定された医療機関で顎変形症の診断結果
を受けた後、術前矯正、外科矯正、術後矯正のプロセスを経ることが
必要となり、治療期間が長期にわたる。
・全身麻酔を伴う手術が必要で、手術後に部分的なしびれがでる場合が
ある。

【参考:テーマパーク8020、日本矯正歯科学会、コトバンク、
EPARK歯科各ホームページ】

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◆ミニコラム◆ 『歯を削る医療機器、半数が使い回し!』
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全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換
せずに使い回している可能性があることが、2017年の厚生労働省研究
班(代表=江草宏・東北大学歯学部教授)の調査でわかりました。

調査は、ドリルを取り付ける「ハンドピース」と呼ばれる柄の部分の管
理についてたずねたもの。治療時に口に入れるため唾液や血液が付着し
やすく、使い回せば細菌やウイルスを次の患者に感染させるリスクが生
じます。日本歯科医学会の指針は、患者ごとに機器を交換し、高温の蒸
気発生装置で滅菌するよう定めています。

調査は日本歯科医師会の会員1000人に郵送で行い、17年2月までに700
人から回答を得たもの。機器について「(全ての)患者ごとに交換」と
答えたのは52%。5年前の12年調査(31%)から21ポイント増えてい
ますが、患者サイドにしてみるとまだまだ安心できる数字ではありません
ね。

一方、指針に沿わずに「感染症患者とわかった場合」「血液が付いた場
合など」に交換するとしたのは、それぞれ17%、16%。13%は滅菌せ
ずに「消毒薬で拭く」と回答。

厚生労働省歯科保健課は「改善傾向にあるが満足できる水準ではない。
講習会などを通じ、院内感染対策の重要性を知ってもらう必要がある」
と話していますが、早く高水準にもっていっていただきたいものです。

【出典:読売新聞】

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◆歯の用語◆ ハ行(161)
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歯医者さんが説明してくれる話の中で「?」と思ったことはあり
ませんか。このコーナーでは、そんな歯科医の用語について説明
しています。

●ミノサイクリン(塩酸ミノサイクリン)
歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の炎症を改善するなどの目
的で、補助的に用いられる歯周疾患治療薬に含まれている成分。

●ミュータンス菌
虫歯の原因となる細菌の一種。食物に含まれる糖を分解してグル
カン(デキストラン)というネバネバした物質を作り出す。この
グルカンと細菌が混ざり合って歯垢となり、歯を溶かして虫歯を
進行させる。

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【編集後記】
ある日バスに乗っていったら、部活帰りと思しき女子中学生が10人ほ
ど乗り込んで来ました。その中の一人が先生におんぶされていて、座
席に降ろされてもぐったりしたまま。きっと熱中症だったでしょう。
乗った時は、お水を飲みなさいと言われても要らないといった感じで
したが、15分ほど経って私が降りる時には、自分で水筒から飲んでい
ました。適度な冷房と休息が良かったのかもしれません。みなさまも
熱中症にはくれぐれもご用心を!(京子)

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●ご意見・ご感想はコチラ⇒E-mail:kkshiken@kk-shiken.co.jp

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発行:株式会社シケン『歯のためのマンスリーマガジン』編集部
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